
校長先生自らが描いたユメカキキャンバスを、校長室のホワイトボードに掲示して、
学校経営に役立てているのは、広島県の広島市三入東小学校の清水校長先生。
「これまでいくら説明しても伝わりきらなかったのが、イラストやストーリーで伝えることで、
教職員の先生方に説明する際にとても重宝しています!」とのことでした。
「通常は言葉や文書をつかって説明するのだが、
それだけだと表面的な目標になりがちで分かりにくい」
「イラストで「見える化」することで、自分の想いやビジョンをしっかりと伝え、
そのうえで実際の行動計画まで共有できるのは、とても素晴らしい」、との感想を頂きました。
校長室に掲示してあるユメカキキャンバスを毎日確認することで、
自分の想いや、行動計画の進み具合を、そのつど確認できるから助かっている、とのこと。
また、校長室を訪ねてくる教員の先生方にも、そのつどビジュアルに説明して共有できるし、
他校の校長先生や、教育委員会の方にも、とても興味をもたれるそうです。
学校の方針やそれを支える想いやビジョン、そして「いつまでに、誰が、何をする」、という
具体的な行動計画までが明確になるところも、ユメカキキャンバスの魅力なのでしょうね。
ユメカキキャンバスを見た市教委の指導主事の方に、
「学級担任の先生方とも一緒につくったらどうですか?」という言葉にヒントを得て、
来年度の経営計画の一部は、若手の先生も巻き込みながらつくりあげる予定です。
「ユメカキ教育」が学校経営にもたら新たな可能性が、今からとても楽しみです。
学校の養護教諭で、
イラストを日常の学校生活に活用している竹内由子先生の
取り組みをご紹介します。
ちょっとしたことで、
楽しさが日常にあふれますね!
以下、竹内先生のご報告です。
実践内容は3つあります。
ひとつめ、保健室の入り口ではイラストがお出迎え!

保健室の入口には、小さなホワイトボードがあります。
そこには、「今日の質問」とかわいいイラストを描いてます。
「これって、〇〇先生?」と聞かれることもあります。
お出迎えのイラストは、「楽しい顔」がモットーです。
毎日描いていると、本当に楽しいです。
ふたつめ、職員室前のホワイトボードには、イラストがメッセージ!

職員室前には、委員会活動のホワイトボードがあります。
歯みがきキャンペーンの情報発信にもイラストが大活躍!メッセージとともに毎日描いています。
「これって僕だよね?」とこっそり耳打ちしてくる先生も出てきました。
先生たちも楽しみにしてくれるイラストを描くのが楽しいです。
みっつめ、保健室の小物にもひょっこりイラスト!

こんなところにひょっこりとイラストが描かれています。
それは、ティッシュの箱!「ほけんしつ用」の文字の隣に、私の顔を書きました!
見つけてくれた、子どもたち、いるかな?と見つけてくれることを毎日楽しみにしています。
保健室にイラストがあると楽しくなります!